ネコチャンが歩くと目尻が下がる

旅と言葉と日々の備忘録。幸せは途切れながらもつづくのです!

DAY③ マカオ半島〜香港

引き続きマカオ半島〜香港レポ🇲🇴🇭🇰

 

図らずも1〜2日目はダイエット?して、めちゃくちゃお腹が減っていたので、マカオのすごい美味しいモーニングを食べたい!

と思い立ってググった。

 

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CARAVELA!!!(カラベラ)

ポルトガル風のモーニングが楽しめるお店。

来るお客さんも、マカオに住むポルトガル人が多い気がした。(聞こえてくるのがポルトガル語ばかり)

常連さんが多いみたいで、みんな挨拶を交わして各々席に着く。店員さんもその人が毎日何を頼むのか分かっているから、「おはよう。いつものでいいわよね?」と笑顔で声をかける。

(本当にこう言ってるかは分からない笑 だいたいそんな感じだろうと())

 

この雰囲気がとても好きで、全然常連じゃないし、むしろマカオも朝にカフェなども初心者だけどクセになりそうww

 

みんな顔見知りなので自然と相席して、エスプレッソ片手に語らっていた。

きっと、当然来なくなったらするとお互い心配するんだろうな。毎日顔を合わせられるっていいなあ。

 

完全ニューフェイスの私にも「おはよう。隣いい?」と声をかけてくれて、居心地が良かった

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エスプレッソ/エッグタルト/パスティシュ・デ・テントゥガル。

左下の白い物体、パスティシュ・デ・テントゥガルはお初だったのですが、どうやらポルトガルの郷土菓子らしい。

モーニングと言いつつスイーツにばかり食べてるな…

 

テントゥガルは何重ものパイシートの奥にエッグタルトの中身部分が入ってるかんじ。

どれもすっっっっごく美味しかった…。にがーいエスプレッソとよく合うのだ…。

 

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食べ終わったら、マカオの観光の起点となるセナド広場に。

 

マカオと言えばカジノのイメージが先行しがちだけど、実はポルトガル統治時代に造られた教会や聖堂など世界遺産多くの世界遺産が存在する街でもある。

 

カジノは特に興味もなかったので(正確には勇気がなかったのです)世界遺産めぐりをしてみた。

 

今回マカオ半島(しかも南部中心)にしか行っていないので、ほぼ全て徒歩で回れてしまった。、

 

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① 聖パウロ学院教会

セナド広場から歩いて5分くらい。曇天小雨だったけど観光客で溢れかえってた。

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 実は教会のほとんどが焼けてしまっている。

この門の後方に間取りだけが残っていた。

 

そして地下には資料館と納骨堂がある。

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納骨堂。ここは個人的に1番ショックだったところ…。殉死した宣教師たちの遺骨が納められているのだけど、その宣教師たちの多くが日本で亡くなっていた。キリシタン狩りの頃、宣教に来た宣教師たち。

マカオと日本は地理的にも近いから、マカオにいたポルトガル人宣教師たちが派遣されたんだろうな。

 

大音量のグレゴリオ聖歌とこの薄暗さがなんとなく怖いと言うか、畏怖というか、不思議な場所だった。

 

そう。そしてこの時初めて、神聖なものって”怖い”んだと感じた。ホラー映画みたいな怖さではなくて、”もうどうにもならね〜!!”っていう怖さ(語彙力)

ひれ伏すと言えばいいのか…

とりあえず此処は一見の価値ありだと思っています。

 

 

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その奥はこんなかんじ。(ちゃんと見てない)

 

 

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②仁慈堂

昔の医院(クリニック的な)と聞いてちょっと興味が湧いて行ってきた。

 

あまり観光客は訪ねてこないらしく、受付のおじさんが大変暇そうw

 

仁慈堂は1569年にマカオの初代司教D.ベルシオール・カルネイロによって設立され、慈善・救済事業で名をあげました。その後、仁慈堂は中国で初めての西洋医学を施す病院を創設しました。・・・・・

By 観光案内

 

宣教師とか司教って人たちは、迫害の中にあってもこんな風に慈善事業やら救済事業やら、人を助けることばかり考えていたのだ…

実際マカオポルトガル統治下にあったので、そんなにキリスト教に対する迫害とかなくてむしろ、マカオ全体がキリスト教色あふるる様相ですが。

素直に感動します。

 

中は入ってみたけどぶっちゃけ何もない(笑)当時使われていた薬壷などあったけれど、とくに写真もとらず出て来てしまいました。

 

3日目はさすがに疲れていたのもあって、早々にフェリーターミナルに行ってぐうぐう寝た。フェリーターミナルのベンチは広々してて眠るのにもってこい!な作りだったけど、人の出入りが多いのでスリに気をつけて。(特大ブーメラン)

 

4日目以降がネタに尽きない怒濤日々だったので、近々記憶のあるうちに書きます!!