板門店ってなんて読む
こんにちはそふぃーです!
ご無沙汰してるうちに旅の記憶も薄れ…卒論と風邪のせいって言わせて…
突然ですが、板門店ってなんて読む?はんもんてん?最近ニュースでよく聞きますね。ハングルだと판문점(パンムンジョム)です。ご飯屋さんみたいな名前やなあ
つっこんでも仕方ないので、まず板門店ってなんやねんという話から…。
板門店とは、地区の名前。軍事境界線上に位置する場所で、ここに軍事停戦委員会、中立国停戦監視委員会、帰らざる橋、自由の村、宣伝村、72時間橋があります。
この板門店で二国、中立国の様々な会談が行われます。共同警備区域にもなっており、互いに停戦協定が守られているか、監視しております。
みなさんご存知の通り、韓国と北朝鮮は朝鮮戦争を機に二国に分断されました。今は終戦ではなく停戦という状態なのです。
ちなみに両国の国境(厳密には国境ではなく停戦ライン)は俗に言う北緯38度線ではなく、ここ板門店に存在しています。
位置関係はこちら!
(TERUO MATSUBARA 板門店)
のページがとても分かりやすかったのでご覧になってください〜☺️(丸投げ)
板門店の由来とは?
こちらのブログによると
『それまでの板門店はといえば、わらぶきの農家が数戸点在していただけの文字通りの寒村。高麗時代には「ノルムンリ(板戸の里)と呼ばれ、憂さ晴らしに野遊びに来る浪人相手にドブロクを売るちっぽけな居酒屋が一軒ポツンとあるだけだった。その居酒屋もいつの間にか消え、朝鮮戦争のころには旅人相手の小さなそば屋に変わり、その屋号が「板門店」だったといわれる。といっても確かな伝承があるわけでもなく、居酒屋やそば屋ではなくて雑貨屋だったとの説もある。多分、日常品なども並べた峠の茶屋のようなものだったのだろう。いずれにせよ、それまで地図上に名もなかったようなわびしい土地が、休戦会談の場所に決まったことで、一躍、歴史の前面に浮上することになってしまったのである。』
by:
ふむふむ。ノルどこいったんだろう
実際に軍事停戦委員会行われるのはこちらのデスク。マイクのケーブルが停戦ラインに沿って引かれています〜
向かって右側が北朝鮮側、左側が韓国側。
奥の彼は直立不動。韓国の憲兵(헌병)。こんな風に一緒に写真をバシャバシャとられても微動だにしなくて、申し訳なくなった…笑
視線を隠すべく、サングラスをしているそうです。
ちなみに、若くて制服に星が付いてない人は懲役軍人、わりとお年を召されていたり星が付いている方は職業軍人だそうです。彼はおそらく懲役軍人かな。
会議場の外はこんなかんじ。
私たちは韓国側の施設、『自由の家』側から、撮ってます。
先日の北朝鮮兵脱走のニュースで、兵士が走って逃げて来たとされるのが、こちら側の自由の家です。
前に見えるのは板門閣。北朝鮮側の施設です。
ここでは「指をささないでください」と厳重に注意を受けました。指を指す行為は、こちらの文化では”バカにしているサイン”ととられるそうな…でも無意識に指してしまって注意されました…みなさん気をつけて…
このときちょうど北朝鮮側の兵士たちが覗きにきました。めっちゃズームしてイケメンチェックしたよね。
この後北朝鮮側の訪問団が来る予定だったみたい。お互いに、ゲストが来る時間はズラしているみたいです。
ズーム。
板門閣の中はみせてあーげない!らしい。
玄関に立つ兵士は交代制ですが、交代する瞬間がよくニュースで見る北朝鮮の行進のそれだったことに、何とも言えぬ気持ちになりました。
こんなに毎日お互い顔合わせてたら仲良くなりそうと思ったのは私だけですか。
JSA観てから行ったからかな…笑
国連ゲストだよ、の写真。(^ω^)こんな顔してた。
こんなカードをぶら下げます。誓約書も書きますが、写真を撮り忘れた痛恨のミス〜誓約書は貰ったけどなくした〜
内容は”どのような事が起こっても自分で責任を取ります”的なもので、ヒャッてなたことを覚えてる。
板門店はこのくらいで。
少しでも興味の湧いた方は、まず映画『JSA』をご覧になることをオススメします!
若かりし日のイ・ビョンホンがカッコいいからではなく〜笑
政治的な考えに囚われない、本当のJSAが描き出されている気がします。
ではでは!またかきます。
そふぃー